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「特上」の意味と使い方や例文!「特選」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
特上

【読み方】
とくじょう

【意味】
特別に上等であること。また、その物。

【語源・由来】
特別に上等の意。

【類義語】
最上、至高、上々、上等

特上(とくじょう)の使い方

健太
この家は、特上の建材を集めて作ったんだ。
ともこ
贅を尽くした家ね。
健太
住み心地の良い家だよ。
ともこ
特上の家に合わせて、特上の庭を作らないといけないわね。

特上(とくじょう)の例文

  1. 特上のうな重を注文する。
  2. この店のパンは、特上の小麦粉を使っています。
  3. 特上肉ですき焼きを作ろう。
  4. この果物屋は、贈答用の特上の果物ばかり売っています。
  5. 特上の紙で本をつくる。

特上」と「特選」の違いは?

特上」に似ている語に「特選(とくせん)」があります。

特選」は、
①特別にすぐれたものとして選び出すこと。また、そのもの。
②展覧会などで、審査の結果、特にすぐれていると認められること。また、そのもの。

という意味です。

特選」は、特別に選び出すことをいいます。

対して「特上」は、特に上等なものをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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