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「表裏」の意味と使い方や例文!「表裏一体」とは?(類義語)

【二字熟語】
表裏

【読み方】
ひょうり

【意味】
①表と裏。また、その関係にあること。
②外面と内実とで違いがあること。人前での言動と内心とが相違すること。うらおもて。

【語源・由来】
表と裏の意。

【類義語】
裏表

表裏(ひょうり)の使い方

健太
悪ってこの世からなくならないのかな。
ともこ
光と闇が表裏一体なように、善と悪も表裏一体だからなくならないわね。
健太
中庸を行くしかないってことだね。
ともこ
そうね。善でも悪でもない中庸を目指すしかないわね。

表裏(ひょうり)の例文

  1. ともこちゃんは表裏のない人だ。
  2. 幸と不幸は表裏一体をなす。
  3. 人の心の表裏を読む。
  4. 社会の表裏に通じる。
  5. 愛と憎しみは表裏一体だ。

「表裏一体」とは?

表裏」を用いた語に「表裏一体(ひょうりいったい)」があります。

表裏一体」は、二つのものの関係が、密接で切り離せないことをいいます。

【類義語】
・混然一体(こんぜんいったい)
・三位一体(さんみいったい)
・相即不離(そうそくふり)

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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