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「消息」の意味と使い方や例文!「消息を絶つ」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
消息

【読み方】
しょうそく

古くは「セウソコ」とも。

【意味】
①人や物事の、その時々のありさま。動静。状況。事情。
②状況や用件などを手紙などで知らせること。また、その手紙や連絡。音信。音沙汰。たより。えることと生じること。
③衰えることと盛んになること。盛衰。
④他家を訪れて、来意を告げ、案内をこうこと。しょうそこ。

【語源・由来】
「消」は「死ぬ意。」
「息」は「生きる意。」

【類義語】
音信、沙汰、情報、行方

【対義語】
不明

消息(しょうそく)の使い方

ともこ
消息不明のお兄ちゃんは見つかったの?
健太
まだ見つからないんだ。
ともこ
無事だと良いわね。
健太
放浪癖があるから、ふらふらしているだけだと思うよ。

消息(しょうそく)の例文

  1. その後の消息は不明だ。
  2. 旅客機が消息を絶った。
  3. 杳として消息が知れない。
  4. 健太くんの消息が途絶えてから半年がたつ。
  5. 消息通の男から話を聞く。

「消息を絶つ」とは?

消息」を用いた語に「消息を絶つ」があります。

消息を絶つ」は、「息が分からなくなる。行方不明になる。」という意味です。

【例文】

  1. 健太くんは冬山で消息を絶った。
  2. 三年前に消息を絶った健太くんが見つかった。
  3. ヘリコプターが消息を絶った。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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