【二字熟語】
琢磨
【読み方】
たくま
【意味】
玉などをとぎみがくこと。転じて、学問・技芸などを練り磨いて向上につとめること。
【語源・由来】
「琢」は「鑿 (のみ) などで打って玉の形をととのえる。」
「磨」は「学問や技芸を向上させようと励む。」
「詩経」衛風・淇澳から。
【類義語】
切磨、切瑳、切磋琢磨
琢磨(たくま)の使い方
健太くん。随分上達したわね。
友達と切磋琢磨してきたからね。
高め合うことができる仲間は大事にしないとね。
生涯の宝物だよ。
琢磨(たくま)の例文
- 精神を琢磨する。
- ともこちゃんに認められるために切磋琢磨する。
- 諦めずに切磋琢磨する。
- 仲間同士で切磋琢磨する。
- 健太くんには切磋琢磨し合うライバルが必要だ。
「琢磨」と「研磨」の違いは?
「琢磨」に似ている語に「研磨(けんま)」があります。
「研磨」は、
①物の表面を滑らかにするために、とぎみがくこと。
②知識・技術などをより高度なものにするために努力すること。
という意味です。
「琢磨」も「研磨」も、とぎみがくこと。学問・技芸などを練り磨いて向上につとめることをいい同義語です。
「研」は、「とぐ。みがく。」「磨」は、「切磋琢磨」「練磨」のように、「学問や技芸を向上させようと励む。」という意味です。