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「想定」の意味と使い方や例文!「想定内」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
想定

【読み方】
そうてい

【意味】
ある条件や状況を仮に設定すること。

【語源・由来】
「想」は「心に思い浮かべる。おもう。おもい。考え。」
「定」は「物事を決めて変えない。さだめる。さだまる。」

【類義語】
仮定、設定

【対義語】
予想外、想定外

想定(そうてい)の使い方

健太
今日の避難訓練は、M9.0を想定して行われるんだって。
ともこ
へえ。大規模になりそうね。
健太
最悪の事態を想定して訓練しないと意味がないって考えたらしいよ。
ともこ
備えあれば患いなしね。

想定(そうてい)の例文

  1. 事故を想定して訓練する。
  2. 想定の域を出ない。
  3. 結果は想定の範囲内だった。
  4. そういう質問は想定内だったから、答えは用意してある。
  5. 想定外の事態が発生した。

「想定内」とは?

想定」を用いた表現の一つに「想定内」があります。

想定内」の「」とは、ある範囲のうちがわという意味です。

想定内」は、事前に予想した範囲の内に収まっていることをいいます。

【例文】

  1. ともこちゃんに変装が見破られるのは想定内だ。
  2. 地震による電源喪失は想定内だったが、非常用電源が壊れるとは想定外だった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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