【二字熟語】
狼藉
【読み方】
ろうぜき
【意味】
①無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。
②物が乱雑に取り散らかっているさま。
【語源・由来】
「史記」滑稽伝による。狼 (おおかみ) は寝るとき下草を藉 (ふ) み荒らすところから。
【類義語】
暴行、愚行、愚挙、非行、乱行、醜行、暴力
狼藉(ろうぜき)の使い方
あれだけの狼藉を働いたのに、彼は不問に処されたの?
家柄がすべてよね。
彼は、一生反省しないじゃないか。
そうやって育った人が、本当に幸せになるのか疑問よ。
狼藉(ろうぜき)の例文
- 乱暴狼藉を働く。
- 狼藉者に罰をあたえる。
- 進軍してきた兵が、無抵抗の市民に狼藉を働いた。
- 狼藉の限りを尽くした。
- 台風のあとは、花が散り、まさに落花狼藉となった。
「狼藉を働く」とは?
「狼藉」は、「狼藉を働く」という表現で使われることが多いです。
「狼藉を働く」の「働く」とは、悪事をするという意味です。
「狼藉を働く」とは、無法な荒々しい振る舞いをするという意味です。
【例文】
・金品を強奪するなどの狼藉を働いた。
・狼藉を働いて、皆を困らせた。