【二字熟語】
焦燥
【読み方】
しょうそう
【意味】
いらだちあせること。
【語源・由来】
「焦」は「あせる。いらいらする。じれる。」「燥」は「いらだつ。」
【類義語】
苛立ち、焦慮、いらいら、憤懣
【対義語】
安堵、安心
「焦燥に駆られる」とは?
「焦燥」には「焦燥に駆られる」という言い方があります。
「焦燥に駆られる」の「駆られる」はもと「駆る」の受動形で、胸奥にひろがる強い思いが募るという意味です。
(例:不安に駆られる。好奇心に駆られる。)
(例:不安に駆られる。好奇心に駆られる。)
「焦燥に駆られる」は「いら立ちや焦りが募る」という意味です。
時に、「焦燥感に駆られる」という言い方を用いることもありますが意味は同じです。「焦燥感に駆られる」の方が、「感」がついている分、焦りの程度が強調されますが、さほど違いはありません。
焦燥(しょうそう)の使い方
健太くん。寝不足なの?
寝なければと思えば思うほど、焦燥に駆られて眠ることができなかったんだ。
そういう日ってあるわよね。
結局47890匹の羊を数えたよ。
焦燥(しょうそう)の例文
- 焦燥に駆られて座っていることなどできなかった。
- 最前線から切り離される焦燥感があった。
- 自分が置いていかれるような焦燥を感じた。
- 時がたてばたつほど手掛かりはなくなると思うと焦燥に駆られた。
- ともこちゃんが焦燥した面持ちで立っていた。