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「至誠」の意味と使い方や例文!「至誠天に通ず」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
至誠

【読み方】
しせい

【意味】
きわめて誠実なこと。また、その心。まごころ。

【語源・由来】
「至」は「この上ない。いたって。」
「誠」は「うそ偽りのない心。まごころ。まこと。」

【類義語】
忠実、真摯、至誠、実直、誠実謹慎

【対義語】
偽善

至誠(しせい)の使い方

健太
どうしても心を開いてもらえないんだ。
ともこ
至誠をもってすれば不可能なことはないわよ。
健太
至誠を示せば心の距離が近くなるの?
ともこ
そういうものよ。

至誠(しせい)の例文

  1. 私たちの至誠が通じたようだ。
  2. 真剣さや至誠が人の心を動かすものだ。
  3. 至誠を持って取り組んだ。
  4. 自分の至誠が通じたために同意を得られたと考えている。
  5. 至誠は、必ず人の心を打つ。

「至誠天に通ず」とは?

至誠」を用いた語の一つに「至誠天に通ず」があります。

至誠天に通ず」とは、まごころをもって事に当たれば好結果がもたらされるという意味です。

元は「至誠通天」といい、古代中国の儒学者である孟子の言葉です。

【例文】
・至誠天に通ずというが、君が認められないのは誠の心を尽くして努力をしていないからだよ。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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