【二字熟語】
粗雑
「疎雑」とも書く。
【読み方】
そざつ
【意味】
細かい点にまで注意がゆきとどかないこと。あらっぽくていいかげんなこと。また,そのさま。
【語源・由来】
「粗」は「大ざっぱで念入りでない。いいかげん。」
「雑」は「精密でない。」
【類義語】
杜撰、粗略、適当、乱暴、大雑把
【対義語】
精密、緻密、精巧、綿密、精細、繊細
粗雑(そざつ)の使い方
健太くん、何をそんなに怒っているの?
届いた荷物が宅配中に粗雑に扱われたようで、梱包がボロボロなんだ。
これはひどいわね。クレームを言った方がいいわよ。
返品交換してもらおうかな。
粗雑(そざつ)の例文
- 外国製は粗雑な造りのものが多いから、日本製がいい。
- 大量生産の品は、粗雑であることが多い。
- これは、そんな粗雑に扱っていい茶碗ではない。
- 安かったので衝動買いしたが、粗雑な仕立てのスーツだった。
- 健太くんの粗雑な仕事ぶりに大変迷惑している。
「粗雑に扱う」とは?
「粗雑」を用いた表現の一つに「粗雑に扱う」があります。
「粗雑に扱う」の「扱う」とは、「道具・機械などを、使ったり操作したりする。取り扱う。」という意味です。
「粗雑に扱う」とは、あらっぽくていいかげんに取り扱うことをいいます。
【例文】
- すべて商品なので、粗雑に扱わないでください。
- 繊細な造りなので、粗雑に扱ってはいけません。