淵源の読み方・意味とは?(語源由来・類義語・対義語)
【二字熟語】
淵源
【読み方】
えんげん
【意味】
物事の起こり基づくところ。根源。みなもと。
「淵源」という言葉は、何かが始まった場所や、その物事の根源を指す言葉なんだよ。
ああ、そやな。それは「何かが生まれたところ」や「最初の始まり」を示すんやな。
例えば、お祭りが初めて行われた場所や、お話の元になった出来事とかを表すんやな。
【語源・由来】
「淵」は「物事の出てくる根源。」
「源」は「物事の起こり基づくところ。根源。みなもと。」
【類義語】
根源、起源、幕開、発端、源流
【対義語】
終末、終結、終極、帰結、閉幕、終幕、終焉
淵源(えんげん)の解説
カンタン!解説
「淵源」っていう言葉は、物事の始まりや根底にある原因、基礎を指すんだよ。それは、何かがどこから生じてきたか、どんな背景や起源があるのかを示すんだ。
例えば、「文化の淵源にさかのぼる」っていう時は、その文化がどこから始まったのか、何がその根底にあるのかを調べたり、理解しようとすることを表しているんだ。つまり、その文化の始まりや背景を深く探るという意味だよ。
だから、「淵源」は何かの本当の始まりや根本的な原因を知るための重要な手がかりとなるんだね。
淵源(えんげん)の使い方
文明の淵源について分かっていないことが多いんだよね。
今、教科書に載っている文明の歴史も確かなことではないのよね。
ピラミッドとか、マヤ文明とか、とてもすごい遺跡が残っているのに詳細が分からないんだね。
国が滅亡すると、文字も言葉も一緒に消滅するから残らないのよ。
淵源(えんげん)の例文
- この制度の淵源は不明だが、平安時代にはもうすでに似たような制度があったようだ。
- 神社の淵源は、このパンフレットに書いてあります。
- この書体の淵源が空海にあるという説は真実味がある。
- その淵源は意外に古く江戸時代からです。
- 淵源を遡ってみるとおもしろいことが分かるかもしれない。
淵源の文学作品などの用例
「淵源を巡る」とは?
「淵源」を用いた表現の一つに「淵源を巡る」があります。
「淵源を巡る」の「巡る」は、ここでは「あちこちまわり歩く。巡回する。」という意味です。
「淵源を巡る」とは、物事の起こりや始まりを探って回るという意味です。
「淵源を巡る」という表現は、何かの起源や始まり、つまり「どこから来たのか」を調べたり探したりすることを意味しているんだよ。
なるほどな。つまり、「淵源を巡る」は、何かの起きた理由や、始まりのところをちゃんと調べてみるってことやな。
これは、何かを理解するためには、その起源をちゃんと探ることが大切ってことを教えてくれてるんやな。
【例文】
- ネアンデルタール人の淵源を巡る旅に出る。
- 高千穂で日本神話の淵源を巡る。
- 関係者の話を聞いて回り、この流派の淵源を巡る。