延々の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
延々
【読み方】
えんえん
【意味】
非常に長く続くさま。
「延々」という言葉は、何かがとても長い時間にわたって続く様子を表しているんだよ。
そやな、それはつまり、「すごく長く続く」ってことやな。
終わりが見えへんくらい、ずっとずっと続く感じを「延々」というんやな。なんか、終わりなき旅路を想像するわな。
【語源・由来】
「延」は「長くのびる。のばす」
【類義語】
長長、続続、脈脈
延々(えんえん)の解説
カンタン!解説
「延々」っていう言葉はね、何かがすごく長く続く様子を表すんだよ。
例えば、「同点のまま延々と試合は続いた」っていう文は、試合が引き分けのまま、とっても長い時間続いてしまった、という意味だよ。
また、「会議は延々一昼夜に及んだ」っていう文は、会議がとても長時間続いて、昼から夜までずっと行われてしまった、っていうことを表しているんだ。
だから、「延々」は、何かがとても長く、ずっと続く様子を強調するための言葉なんだよ。
延々(えんえん)の使い方
健太くん。延々と続くその話は、いつ終わるの?
まだまだだよ。今、プロローグが終わったところだからね。
エピローグまであと何時間かかるのかしら。
今日中に終わるかどうかだね。
延々(えんえん)の例文
- 自分が悪いのだが、延々続く説教にうんざりしてきた。
- 会議は延々深夜に及び、始発電車で帰ってきた。
- 町を抜けると、そこからは延々悪路が続きました。
- クレジットタイトルが延々続いた後に、映画のラストのその後が流れました。
- 延々話し合ったが結論は出なかった。
「延々」と「永遠」の違いを解説
「延々」に似ている語に「永遠(えいえん)」があります。
「永遠」とは、
①いつまでも果てしなく続くこと。時間を超えて存在すること。また、そのさま。
②哲学で、それ自身時間の内にありながら、無限に持続すると考えられるもの。また、数学的真理のように、時間の内に知られても時間とかかわりなく妥当すると考えられるもの。
という意味です。
「延々」は、時間、距離、関係などが長く続くさまをいう語です。
対して「永遠」は、いつまでも果てしなく続くことをいいます。
なので「延々」は有限、「永遠」は無限という違いがあります。
「延々」と「永遠」の違いについて説明しよう。まず、「延々」は、とても長く続く様子を表すんだ。
その一方で、「永遠」は、時間を超えてずっと存在すること、つまり終わりが全くないことを指すよ。
ああ、そういうことやな。つまり、「延々」はめちゃくちゃ長く続くって意味で、「永遠」はずーっと、終わりがないってことやな。
どっちも長さを表す言葉やけど、ちょっとニュアンスが違うんやな。