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「鋭敏」の意味と使い方や例文!「鋭敏な感覚」とは?(類義語・対義語)

鋭敏の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
鋭敏

「穎敏」とも書く。

【読み方】
えいびん

【意味】
①感覚などの鋭いこと。また、そのさま。敏感。
②才知が鋭くさといこと。また、そのさま。穎敏。

二字熟語の博士
「鋭敏」という言葉は、二つの意味があるんだよ。

一つ目は、感覚が鋭く、物事を敏感に感じ取ることを指すんだ。二つ目は、頭がよくて、物事をすばやく理解することを言うよ。

助手ねこ
ほほう、それはつまり、「感じる力がすごく鋭い」か、「物事をすぐに理解する頭の良さ」を示すんやな。

感覚がいいとか、頭がよくて物事をすばやく理解できる人のことを、この言葉で表現するんやな。おお、これは便利な表現やわー。

【語源・由来】
鋭く敏い意。

【類義語】
機敏、俊敏、明敏、敏

【対義語】
鈍感、遅鈍

鋭敏(えいびん)の解説

カンタン!解説
解説

「鋭敏」っていう言葉はね、二つの意味があるんだよ。

一つ目の意味は、感覚がとても鋭い、つまり、とても敏感なことを表しているんだ。例えば、耳がとても良くて、遠くの音も聞こえる人は「鋭敏な聴覚」を持っていると言えるよ。

二つ目の意味は、頭が良くて、物事を素早く理解できることを示しているんだよ。たとえば、問題をすぐに解決したり、新しいことをすぐに学んだりできる人は「鋭敏な頭脳」を持っていると言われることがあるよ。

だから、「鋭敏」っていう言葉は、人の感覚がとても敏感だったり、頭がとても良いときに使う表現なんだよ。

鋭敏(えいびん)の使い方

健太
さっきのとっさの判断はさすがだったね。
ともこ
偶然思いついたのよ。問題を解決することができてよかったわ。
健太
ともこちゃんの鋭敏な頭脳のおかげで何度救われたことか。
ともこ
私の頭脳がお役に立てるのならば光栄だわ。

鋭敏(えいびん)の例文

例文
  1. 子供は大人よりも鋭敏な感覚を持っています。
  2. 本物に囲まれて育った健太くんは、美に対する感覚が鋭敏です。
  3. 時代を捕らえる能力が鋭敏だった健太くんは、起業し成功しました。
  4. 耳が聴こえなくなってから、他の感覚が鋭敏になった気がします。
  5. 鋭敏なともこちゃんが、その事に気が付かないわけがない。

鋭敏の文学作品などの用例

  1. ・・・久米は官能の鋭敏な田舎者です。 書くものばかりじゃありません。実・・・ 芥川竜之介久米正雄氏の事

  2. ・・・所に大胆を見出した。鋭敏でない所に鋭敏を見出した。言葉を換えてい・・・ 有島武郎小さき者へ

  3. ・・・従来の人々よりも一層鋭敏になっている事に気が付き、そして又、それ・・・ 石川啄木性急な思想

「鋭敏な感覚」とは?

鋭敏」を用いた表現の一つに「鋭敏な感覚」があります。

鋭敏な感覚」とは、鋭い感覚という意味です。

二字熟語の博士
「鋭敏な感覚」という表現は、とても鋭く、敏感な感覚、つまり、物事をすぐに感じ取ったり理解したりする力のことを指しているんだよ。
助手ねこ
ああ、なるほどな。つまり、「すごい感じ取り力」ってことやな。細かいことまでバッチリ感じ取れて、すぐに理解できるという力のことやな。この力があれば、小さな変化も見逃さへんで。ちょっとスゴイ能力やな、これは。

【例文】

  1. 鋭敏な感覚で、ATMの前で携帯電話で通話している人に声をかけ、振り込め詐欺を未然に防ぎました。
  2. 彼の鋭敏な感覚は天賦のもので、絶対に真似できない。