感嘆の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
感嘆
【読み方】
かんたん
【意味】
感心してほめたたえること。感じ入ること。
何かに感じ入って、うわーって思う感じやな。これは、何かに感銘を受けた時に使う言葉やな。
【語源・由来】
「感」は「外部の物に触れて心が動く。心の動き。」
「嘆」は「たたえる。ほめる。感心する。」
【類義語】
喝采、賞嘆、詠嘆、感心、感服
【対義語】
罵倒
感嘆(かんたん)の解説
「感嘆」という言葉は、本当にすごいと思ったり、深く感じ入ったりするときの気持ちや反応を表す言葉なんだよ。
たとえば、テレビでオリンピックのアスリートが金メダルを取る瞬間を見たとするよ。そのアスリートのパフォーマンスがすごくて、心の底から「すごいなぁ」と感じたとき、それが「感嘆」なんだ。そして、その感動や尊敬の気持ちを声に出して表現することを「感嘆の声をあげる」って言うことができるんだ。
また、友達が何か困っていたときに、他の友達がすごく努力して問題を解決したとするね。その努力と成果を見て、「本当によくやった、すごい!」と心から思うのも「感嘆」だよ。この場合は「熱意と努力に感嘆する」と言えるね。
ちなみに、「感嘆」には「感歎」という別の書き方もあるけど、これは繁体字や古い書き方の一つだよ。どちらも同じ読み方で、そして同じ意味を持っているから、文脈によって使い分けることができるんだ。
だから、「感嘆」という言葉は、何かにとても驚いたり、深く感動したりする心の動きを示しているんだね。
感嘆(かんたん)の使い方
感嘆(かんたん)の例文
- あまりにもおいしくて、思わず感嘆の声をあげた。
- ともこちゃんの偉大な業績に対して感嘆の声しきりであった。
- 世界的に活躍するパティシエの技術に感嘆した。
- ショパンコンクール入賞者の演奏を聴き感嘆した。
- 来場者は、みな感嘆してその絵を見た。
感嘆の文学作品などの用例
「感嘆のため息」とは?
「感嘆」を用いた表現の一つに「感嘆のため息」があります。
「感嘆のため息」とは、感心するほど素晴らしくため息しかでない様をいいます。
つまり、その素晴らしさや驚きのあまり、言葉での表現を超えてしまったときの様子を表しているんだよ。
これは、言葉にならんくらいのすごさや感動の時に出るもんやな。
【例文】
- 一流シェフの技に感嘆のため息が漏れる。
- 子供の作品とは思えない出来に感嘆のため息が出る。
- 美しすぎる演技に感嘆のため息が出た。
つまり、そのものに対して深く感じ入ることなんだ。