【二字熟語】
心地
【読み方】
ここち
【意味】
①外界からの刺激に対して起こる心の状態。心持ち。気持ち。気分。
②物事に対する心の持ち方。考え。思慮。心構え。
③気分が悪くなること。病気。
④(「心地する」の形で)…のようなありさま、…の感じである、という意を表す。ようす。けはい。風情。
【語源・由来】
「心」は「こころ。精神。」
「地」は「よって立つところ。身分や立場。」
【類義語】
気持ち、心持ち、気分
心地(ここち)の使い方
兄さんが、沖縄でホームレスをしているんだ。
住み心地の良い南国でホームレスをしてしまったら戻ってこないかもしれないわね。
台風が心配だけどね。
住み心地が良すぎて刺激がなく、飽きてしまう日を待つしかないわね。
心地(ここち)の例文
- とても履き心地の良いスリッパで、一度履くと脱ぎたくなくなる。
- ともこちゃんと手をつなぐと、身体が軽く空中に漂っているような心地になった。
- 船から降りても、視界は揺れ、まだ船に乗ってるような心地だった。
- 睡眠を改善するために、寝心地が良い布団を探しています。
- 彼が居れば、夢が実現する日は遠くない心地がする。
「夢見心地」とは?
「心地」を用いた表現の一つに「夢見心地(ゆめみごこち)」があります。
「夢見心地」とは、「夢心地」ともいい、「夢のようなうっとりとした気持ち。ぼんやりとした心持ち。」という意味です。
【例文】
- 優勝した実感がわかず、まだ夢見心地だ。
- マッサージがあまりに気持ちよく夢見心地になった。
- スーパースターと夢の共演で、まさに夢見心地でした。