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「使命」の意味と使い方や例文!「役割」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
使命

【読み方】
しめい

【意味】
①使者として受けた命令。使者としての務め。
②与えられた重大な務め。責任をもって果たさなければならない任務。

【語源・由来】
「使」は「さしむけて用をさせる。用をする人。つかい」
「命」は「言いつける。言いつけ。」

【類義語】
責務、任務、役目、職責、義務

使命(しめい)の使い方

健太
誇りと使命感をもって働いていた警察官が自殺したんだって。
ともこ
何かあったの?
健太
署長のパワハラが原因だったんだって。
ともこ
くだらない理由で、使命感に燃える貴重な警察官を一人失ってしまったわね。

使命(しめい)の例文

  1. 人質救助の使命を帯びて、被災地に派遣されました。
  2. 彼は、弱い立場の人たちのために働くという使命感を持っています。
  3. 人々に真実を伝えるという使命感を持って記事を書いています。
  4. 使命を果たすことができたという喜びに満たされた。
  5. 使命を終えたその会は解散してしまいました。

「使命」と「役割」の違いは?

使命」に似ている語に「役割(やくわり)」があります。

役割(やくわり)」とは、
①役目を割り当てること。また、割り当てられた役目。
②社会生活において、その人の地位や職務に応じて期待され、あるいは遂行しているはたらきや役目。

という意味です。

使命」も「役割」も、与えられた役目という意味があります。

しかし「使命」は、非常に大事な与えられた役目を責任をもってやり遂げることをいいます。

対して「役割」は、割り当てられた仕事をすることをいい、責任をもつという意味がありません。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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