【二字熟語】
心血
【読み方】
しんけつ
【意味】
精神と肉体のすべて。
【語源・由来】
「心」は「こころ。きもち。精神。」
「血」は「肉体。」
【類義語】
精神と肉体
心血(しんけつ)の使い方
伊能忠敬は、日本地図を完成させるために心血を注いだんだって。
忠敬を支えた弟子たちの功績も大きかったのよね。
偉人を支えた人たちって、歴史に名を残さないよね。
もっと評価されても良いわよね。
心血(しんけつ)の例文
- 父は、非行少年の更生のために心血を注ぎました。
- 心血を注いだ作品がやっと完成しました。
- この長編小説は心血を注いで書き上げました。
- 後輩の育成に心血を注ぎました。
- 発展途上のチームの課題解消に心血を注ぐ。
「心血を注ぐ」とは?
「心血」を用いた表現の一つに「心血を注ぐ(しんけつをそそぐ)」があります。
「心血を注ぐ」とは、全力を尽くして事を行うという意味です。
「心血」は、精神と肉体のすべてという意味で、全精力を物事につぎ込むことをいうので「注ぐ」を使います。「心血を傾ける」は、「心魂(精魂)を傾ける」などと混同した誤りなので注意しましょう。
【例文】
・多くの人を救うため、新薬の開発に心血を注ぎました。
・彼女は自然保護のために心血を注ぎました。
・長年にわたり、心血を注いで調査した結果を発表します。