【二字熟語】
侵入
【読み方】
しんにゅう
【意味】
他の領分を侵して強引に入り込むこと。
【語源・由来】
「侵」は「おかす。他人の領分に入りこむ。」
「入」は「ある区域や範囲の中にはいる。」
【類義語】
乱入、進入、進出
【対義語】
退去、撤退
侵入(しんにゅう)の使い方
SNSで旅行の予定を公表することは危険な行為なんだって。
へえ。明日からハワイですって自慢している人がたくさんいるわよね。
家にいないことがばれて、泥棒に侵入されるんだって。
なるほどー。家にいないから侵入して大丈夫って言っているようなものなのね。
侵入(しんにゅう)の例文
- 誰かが庭に侵入した形跡がある。
- 忍者のように、ひそかに彼の家に侵入した。
- 閉め忘れた窓から侵入されたようだ。
- 白昼堂々玄関から侵入された。
- 自分の生活に他人が侵入してくるのは嫌なので結婚はできない。
「侵入」と「進入」「浸入」との違いは?
「侵入」と同じ読み方の語に「進入」「浸入」があります。
「侵入」と「進入」の違いは?
「進入」は、人や乗り物などがその場所へ進み入ることという意味です。
「侵入」も「進入」も、どこかに入ることをいいます。
「進入」は、単に進み入ることをいいます。
対して「侵入」は、他国の領土や他人の家など、立ち入るべきでない所に、無理に入り込むことをいいます。
「侵入」と「浸入」の違いは?
「浸入」は、水などが入り込むことをいいます。
「侵入」も「浸入」も、入り込むことをいいます。
しかし「侵入」は、他国の領土や他人の家など、立ち入るべきでない所に、無理に入り込むことをいいます。
対して「浸入」は、「浸」が「水がしだいにしみ込む」という意味であることから、水などが入り込むことをいいます。