【二字熟語】
精励
【読み方】
せいれい
【意味】
勉学や仕事などに精を出してつとめ励むこと。
【語源・由来】
「精」は「雑念がなくひたすらはげむ。」
「励」は「力をこめて行う。はげむ。」
【類義語】
努力、奮励
【対義語】
怠惰
精励(せいれい)の使い方
刻苦精励に努めたおかげで合格することができたよ。
報われて良かったわね。
刻苦精励したおかげで、青春が台無しになったけどね。
今から青春を謳歌すればいいじゃないの。でも、勉強は続けないとだめよ。
精励(せいれい)の例文
- 人一倍、任務に精励し認められました。
- 褒章は農業、商業、工業などに精励し、他の模範となる技術や実績を有する者に授与されます。
- 自分たちの手で治安を守るという覚悟を持ち、職務に精励する。
- 精励恪勤な社員として表彰されました。
- 協会のために、より一層精励して参りたい。
「精励」と「精進」「邁進」との違いは?
「精励」に似ている語に「精進(しょうじん)」「邁進(まいしん)」があります。
「精励」と「精進」の違いは?
「精進」は、
①雑念を去り、仏道修行に専心すること。
②一定の期間行いを慎み身を清めること。
③肉食を断って菜食をすること。
④一つのことに精神を集中して励むこと。一生懸命に努力すること。
という意味です。
「精励」は、つとめはげむことをいいます。
対して「精進」は、一つのことに精神を集中してはげむことをいう点が違います。
「精励」と「邁進」の違いは?
「邁進」は、恐れることなく突き進むことをいいます。
「精励」は、つとめはげむことをいいます。
対して「邁進」は、目的に向かって突き進むことをいうので意味が違います。