【二字熟語】
拙作
【読み方】
せっさく
【意味】
①出来栄えのまずい作品。
②自分の作品をへりくだっていう語。
【語源・由来】
「拙」は「つたない。まずいこと。」
「作」は「こしらえた物。作品。」
【類義語】
お手製、自前、愚作、凡作、駄作
【対義語】
傑作、妙策
拙作(せっさく)の使い方
この小説は、拙作だけど愛はこもっているよ。
へえ。健太くんが書いた愛がこもった小説を読んでみるわ。
どう?愛が伝わった?
昆虫への愛がひしひしと伝わってきたわ。
拙作(せっさく)の例文
- 拙作ながら、私もコンクールに応募させていただきました。
- 拙作は、イギリスが舞台であることが多いです。
- 拙作への甚大なる御助力をいただけたことに、深く感謝いたします。
- 拙作に素敵なイラストで彩りを与えてくれました。
- 拙作がいくらかでも感銘を与え得たならば、こんな嬉しいことはない。
謙遜語なの?
「拙作」は、自分の作品の謙遜語で、下手な作品という意味です。
「拙作」の「拙」に「つまらない。まずいこと。」という意味があり、「拙作」には、出来栄えのまずい作品という意味もあります。
しかし、近年では、自分の作品を指す謙遜語として使うことが多いです。