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「仄聞」の意味と使い方や例文!「側聞」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
仄聞

「側聞」とも書く。

【読み方】
そくぶん

【意味】
少し耳にはいること。人づてやうわさなどで聞くこと。

【語源・由来】
「仄」は「ほのか。かすかに。」
「聞」は「きく。きこえる。きいて知る。」

【類義語】
聞き伝え、伝聞、人づて、又聞き

仄聞(そくぶん)の使い方

健太
歴史の教科書の内容って不確かなんだよね。
ともこ
誰も見てないからね。
健太
大昔の人が、不確かな仄聞したことを書き留めて、それが史実として教科書に掲載されていることもあるんだよね。
ともこ
その可能性はあるわよね。

仄聞(そくぶん)の例文

  1. その件を仄聞したこともあったが、信じようとはしなかった。
  2. 健太くんとともこちゃんが破局したと仄聞したが、あれはデマだったようだ。
  3. 仄聞したところによれば、健太くんが強盗を撃退したのだという。
  4. カフェで隣の席の会話を仄聞すると、家族の愚痴ばかりだった。
  5. 仄聞した情報を鵜呑みにするのは危険ですよ。

「仄聞」と「側聞」の違いは?

仄聞」は「」とも書きます。

側聞」は「仄聞」の代用表記です。

代用表記」とは、常用外漢字を同音あるいは同音で意味の似ている常用漢字で表記することをいいます。

なので「仄聞」も「側聞」も同じ意味です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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