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「知悉」の意味と使い方や例文!「熟知」との違いは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
知悉

【読み方】
ちしつ

【意味】
ある物事について、細かい点まで知りつくすこと。

【語源・由来】
「知」は「しる。さとる。わかる。」
「悉」は「つくす。きわめつくす。」

【類義語】
博識、熟知、精通

【対義語】
無知

知悉(ちしつ)の使い方

健太
ともこちゃん。彼のことを知ってる?
ともこ
名前も家族構成も、趣味嗜好も知っているわよ。
健太
なんでそんなに知悉しているの?
ともこ
この学校の生徒の情報は、誰よりも知悉している自信があるわよ。

知悉(ちしつ)の例文

  1. この建物の内部については、あなたよりも知悉しています。
  2. 街を見渡せる高台に住んでいるため、街の人たちの生活を知悉していた。
  3. この島の地形を知悉している彼なら、隠れ場所に最適な場所を見つけることは簡単でしょう。
  4. 現場の業務を知悉し、かつITの能力も高い人材を責任者にしたい。
  5. 隅から隅まで法律を知悉していないと弁護士にはなれない。

「知悉」と「熟知」の違いは?

知悉」に似ている語に「熟知(じゅくち)」があります。

熟知」は、「細かなところまでよく知っていること。詳しく知っていること。」という意味です。

知悉」も「熟知」もよく知ってることをいいますが、「知悉」は、知り尽くしていることをいうので、「熟知」よりも細かく知っていることを表す語です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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