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「遅々」の意味と使い方や例文!「遅々として進まない」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
遅々

【読み方】
ちち

【意味】
1⃣[名](スル) おくれること。とどこおること。
2⃣[ト・タル][文][形動タリ]
① 物事の進行がおそいさま。ゆっくりしているさま。
②日が長くのどかであるさま。

【語源・由来】
「遅」は「進み具合がぐずぐずしている。おそい。」

【類義語】
難航、遅い

【対義語】
早い

遅々(ちち)の使い方

ともこ
健太くん。ブラインドタッチができないの?
健太
そうなんだ。鉛筆で書いた方が速いかも。
ともこ
キーボードの文字を探しながら入力していたら、遅々として仕事が進まないわ。
健太
もう少しでブラインドタッチの極意をつかめそうなんだ。もう少しだけやらせて。

遅々(ちち)の例文

  1. 審議が遅々として進まないためイライラする。
  2. 妨害があったため、研究が遅々として進まない。
  3. 工事が遅々として進まないが、いつ終わるのだろう。
  4. 桜が咲き、鳥がさえずり、日差しはあたたかく、まさに春日遅々だ。
  5. 遅々とした改革だったが、後退してないだけましだ。

「遅々として進まない」とは?

遅々」は、「遅々として進まない(ちちとしてすすまない)」という表現で使われることが多いです。

遅々として進まない」とは、物事の進行が遅く進まないさまをいいます。

【例文】

  1. 治癒は遅々として進まないが、回復をあきらめたくない。
  2. 道の状態が悪く、進軍は遅々として進まない
  3. 選挙制度の見直しは、議員の思惑が絡み合い遅々として進まない
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