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「羽目」の意味と使い方や例文!「羽目になる」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
羽目

【読み方】
はめ

【意味】
①建築で、板を平らに張ったもの。布羽目・太鼓羽目などがある。
②(「破目」とも書く)成り行きから生じた困った状況。

【語源・由来】
動詞「は(塡)める」の連用形からという。

【類義語】
板張り、壁、隔て、間仕切り

羽目(はめ)の使い方

ともこ
健太くん。遅刻よ。
健太
電車が事故で止まって、バスもタクシーも長蛇の列で、ここまで歩く羽目になったんだ。
ともこ
大変だったわね。
健太
ともこちゃんが怒ると思って走ってきたから、ハーフマラソンに参加した後みたいに疲労困憊。

羽目(はめ)の例文

  1. 受験が終わったからと言って羽目を外しすぎてはいけない。
  2. 健太くんのおしゃべりが途切れず、長居する羽目になってしまった。
  3. 事故に巻き込まれ、入院する羽目になった。
  4. もうあんな羽目には二度と陥らないようにしようと思う。
  5. 念仏も三百両で羽目に付き(誹風柳多留拾遺8)

「羽目になる」とは?

羽目」は、よく「羽目になる」という表現で使われます。

羽目になる」とは、困った境遇になることをいいます。

【例文】

  1. 無理なダイエットの果てに、彼女は入院する羽目になった。
  2. 彼は、上司と喧嘩して会社を辞める羽目になったそうだ。
  3. 自分で招いた失敗で苦しい羽目に陥るのはしょうがないが、健太くんのせいで、責任を取らされる羽目になるのは納得がいかない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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