【二字熟語】
羽目
【読み方】
はめ
【意味】
①建築で、板を平らに張ったもの。布羽目・太鼓羽目などがある。
②(「破目」とも書く)成り行きから生じた困った状況。
【語源・由来】
動詞「は(塡)める」の連用形からという。
【類義語】
板張り、壁、隔て、間仕切り
羽目(はめ)の使い方
健太くん。遅刻よ。
電車が事故で止まって、バスもタクシーも長蛇の列で、ここまで歩く羽目になったんだ。
大変だったわね。
ともこちゃんが怒ると思って走ってきたから、ハーフマラソンに参加した後みたいに疲労困憊。
羽目(はめ)の例文
- 受験が終わったからと言って羽目を外しすぎてはいけない。
- 健太くんのおしゃべりが途切れず、長居する羽目になってしまった。
- 事故に巻き込まれ、入院する羽目になった。
- もうあんな羽目には二度と陥らないようにしようと思う。
- 念仏も三百両で羽目に付き(誹風柳多留拾遺8)
「羽目になる」とは?
「羽目」は、よく「羽目になる」という表現で使われます。
「羽目になる」とは、困った境遇になることをいいます。
【例文】
- 無理なダイエットの果てに、彼女は入院する羽目になった。
- 彼は、上司と喧嘩して会社を辞める羽目になったそうだ。
- 自分で招いた失敗で苦しい羽目に陥るのはしょうがないが、健太くんのせいで、責任を取らされる羽目になるのは納得がいかない。