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「汎用」の意味と使い方や例文!「ぼんよう」の読み方は間違い!(類義語・対義語)

【二字熟語】
汎用

【読み方】
はんよう

【意味】
いろいろの方面に広く用いること。

【語源・由来】
「汎」は「広く行き渡る。」
「用」は「使う。もちいる。」

【類義語】
万能、多用途、兼用

【対義語】
専用

汎用(はんよう)の使い方

健太
お店のイラストはないかな。
ともこ
これなんかどう?かわいい花屋さんよ。
健太
何屋でもない汎用的なお店のイラストがいいな。
ともこ
これならいいんじゃないかしら。SHOPと書いてあるだけのお店風の建物のイラストよ。

汎用(はんよう)の例文

  1. 汎用性の高い大豆ミートのひき肉タイプが売れている。
  2. 水田に排水路や暗渠を整備して、汎用化水田にする。
  3. スマホはアプリによって機能を追加できる汎用機だ。
  4. これは汎用性と利便性を追求したバッグです。
  5. 汎用性が高いシンプルで安い服が人気です。

「ぼんよう」の読み方は間違い!

汎用」は、「はんよう」と読みます。

汎用」の「」は、音読みで「ハンフウホウ」、訓読みで「ひろい・ かぶ・ あふれる」と読みます。

汎用」の「」は、平凡でとりえのないことをいう「凡庸(ぼんよう)」の「(ぼん)」に似ていますが、「」は「ぼん」と読むことはできないので「ぼんよう」と読まないように注意しましょう。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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