「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「顰蹙」の意味と使い方や例文!「顰蹙を買う」とは?(類義語)

【二字熟語】
顰蹙

【読み方】
ひんしゅく

【意味】
不快に感じて顔をしかめること。まゆをひそめること。

【語源・由来】
「顰」は「顔をしかめる。眉をひそめる。」
「蹙」は「せまる。物事がさしせまる。 ②しわをよせる。しかめる。」

【類義語】
しかめっ面、難色

顰蹙(ひんしゅく)の使い方

健太
演奏会中、いびきをかきながら寝てしまって顰蹙を買ってしまったんだ。
ともこ
それは迷惑行為よね。
健太
退屈で寝てしまったんじゃなくて、心地よかったんだよ。
ともこ
わかるけど、いびきは顰蹙を買うわよ。

顰蹙(ひんしゅく)の例文

  1. 彼らの理解力のなさに顰蹙した。
  2. そんな派手な格好で葬儀に行くと顰蹙を買うだろう。
  3. 映画の上映中に携帯電話で通話する人がいて顰蹙を買っていた。
  4. 喫煙は顰蹙を買うことが多い。
  5. 歯に衣着せぬ発言が顰蹙を買った。

「顰蹙を買う」とは?

顰蹙」を用いた表現の一つに「顰蹙を買う(ひんしゅくをかう)」があります。

顰蹙を買う」とは、不快感を与えるようなことをして嫌われ、軽蔑されるという意味です。

【例文】

  1. 健太くんの強引なやり方が人々の顰蹙を買った。
  2. コロナ禍の競技場で大声を出して顰蹙を買う
  3. 大臣の発言が顰蹙を買い、新聞で大きく取り上げられた。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。