【二字熟語】
不満
【読み方】
ふまん
【意味】
もの足りなく、満足しないこと。また、そのさまやそう思う気持ち。不満足。
【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「満」は「十分に足りて欠けたところがない。」
【類義語】
不服、不平、不満足、不足
【対義語】
満足、充実
不満(ふまん)の使い方
健太くん。不満そうね。
不満だらけだよ。早く帰りたいのに掃除当番だし、節電のためにエアコンが切られていて暑いし、もう嫌だ。
汚い教室で一日過ごす方が不満を感じると思うわ。
ロボットが掃除してくれればいいのにな。
不満(ふまん)の例文
- 自分の仕事に不満があるなら転職すればいい。
- 生徒は、寮の食事に不満があるようだ。
- 世の中に対して不満を抱き、政治家を志した。
- 忙しくて山登りに行くことができず欲求不満です。
- 不満分子がクーデターを起こす危険性があった。
「不平不満」とは?
「不満」を用いた表現の一つに「不平不満(ふへいふまん)」があります。
「不平不満」は、ある物事や状態に対して、心持ちが穏やかでなく満ち足りないさまをいいます。
「不平」は、「心がたいらかでないこと。満足できず心が穏やかではないこと。また、そのさま。」という意味です。
【例文】
- そういうものだと思っているから、不平不満を口にすることはない。
- 政情の激変で仕事を失い、非常に強い不平不満を抱いている。
- 彼に感謝こそすれ、不平不満は持たなかった。