【二字熟語】
不問
【読み方】
ふもん
【意味】
取り上げて問題にしないこと。
【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「問」は「といただす。とう。とい。」
【類義語】
見逃す、大目に見る、容赦、無条件、黙認
不問(ふもん)の使い方
最近、樹木葬が人気なんだって。
樹木葬は、宗教不問だし、墓石の管理を次世代に委ねる必要がないことが良いわよね。
このグローバルな時代に、子孫にお墓の心配をさせたくないもんね。
その土地に縛り付けるのは申し訳ないし、私も樹木葬が良いわ。
不問(ふもん)の例文
- 上司の厚情で、今回のミスは不問に付してもらった。
- 贔屓されている彼が不問に付され、僕だけが処罰された。
- この事件に関係した人たちの責任がほとんど不問に処された。
- 比較的軽い罪は不問とすることとする。
- プロフェッショナルかアマチュアかは不問とします。
「不問にする」とは?
「不問」を用いた表現の一つに「不問にする」があります。
「不問にする」とは、取り上げて問題にするようなことはしないという意味です。
【例文】
- 情状を酌量して不問にすることになりました。
- 社員にだけ責任を押し付け、経営陣の責任は不問にする。
- 求人の条件で、経験や年齢は不問にする。