【二字熟語】
矛先
「鉾先」、「鋒」とも書く。
【読み方】ほこさき
【意味】
①矛の切っ先。
②攻撃。また、攻撃の方向。
【語源・由来】
矛の切っ先の意。
【類義語】
剣先、刃先、鋭角、先端
矛先(ほこさき)の使い方
あー。長いお説教だった。
先生は、怒りの矛先をおさめてくれたの?
あれだけがみがみ言ったんだから、すっきりしたんじゃないの?
生徒でストレス発散しないでほしいわよね。
矛先(ほこさき)の例文
- そろそろ矛先をおさめて健太くんと仲良くしようと思う。
- 非難の矛先が警察に向けられました。
- 社長は、株主の鋭い質問の矛先を鈍らせました。
- 父が取り合わなかったため、母の怒りの矛先は僕たち子どもに向いた。
- 政府は、国民の不満の矛先が自分たちに向かないようにしている。
「怒りの矛先」とは?
「矛先」を用いた表現の一つに「怒りの矛先(いかりのほこさき)」があります。
「怒りの矛先」とは、怒りをぶつける対象のことをいいます。
【例文】
- 口をはさんだばかりに、怒りの矛先が自分に向けられてしまった。
- 怒りの矛先を全く関係のない人に向けることを八つ当たりという。
- 怒りの矛先を変えることができるように、アンガーマネージメントを学ぶ。