【二字熟語】
有終
【読み方】
ゆうしゅう
【意味】
終わりを全うすること。
【語源・由来】
「詩経」(大雅、蕩)の「初め有らざるなし、克く終り有る鮮し」から。
【類義語】
掉尾
有終(ゆうしゅう)の使い方
健太くん。最後のレースで新記録を出せて良かったわね。
我ながら有終完美だったよ。
悔いのないように練習して、悔いのない結果を残せて最高ね。
素晴らしい選手生活だったよ。
有終(ゆうしゅう)の例文
- 最後の試合では15位に終わり、有終の美を飾ることはできなかった。
- 引退試合でホームランを放ち、有終の美を飾った。
- 卒業生はすばらしい演奏と歌声で有終の美を飾った。
- 金メダルを獲得して有終の美を飾りたい。
- もう一花咲かせて有終の美を飾りたいと願っている。
「有終完美」とは?
「有終」を用いた語に「有終完美(ゆうしゅうかんび)」があります。
「有終完美」とは、最後まで完全にやり遂げ、結果や成果を残すことをいいます。
「完美」は、ここでは、完全に充実することという意味です。
【例文】
- 最後にこのような立派な賞をいただくことができて、私の俳優としての人生は有終完美だった。
- 挫折しかけたことも幾度かあったが、有終完美で良かったと心から思う。