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「有終」の意味と使い方や例文!「有終完美」とは?(類義語)

【二字熟語】
有終

【読み方】
ゆうしゅう

【意味】
終わりを全うすること。

【語源・由来】
「詩経」(大雅、蕩)の「初め有らざるなし、克く終り有る鮮し」から。

【類義語】
掉尾

有終(ゆうしゅう)の使い方

ともこ
健太くん。最後のレースで新記録を出せて良かったわね。
健太
我ながら有終完美だったよ。
ともこ
悔いのないように練習して、悔いのない結果を残せて最高ね。
健太
素晴らしい選手生活だったよ。

有終(ゆうしゅう)の例文

  1. 最後の試合では15位に終わり、有終の美を飾ることはできなかった。
  2. 引退試合でホームランを放ち、有終の美を飾った。
  3. 卒業生はすばらしい演奏と歌声で有終の美を飾った。
  4. 金メダルを獲得して有終の美を飾りたい。
  5. もう一花咲かせて有終の美を飾りたいと願っている。

「有終完美」とは?

有終」を用いた語に「有終完美(ゆうしゅうかんび)」があります。

有終完美」とは、最後まで完全にやり遂げ、結果や成果を残すことをいいます。

完美」は、ここでは、完全に充実することという意味です。

【例文】

  1. 最後にこのような立派な賞をいただくことができて、私の俳優としての人生は有終完美だった。
  2. 挫折しかけたことも幾度かあったが、有終完美で良かったと心から思う。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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