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「路頭」の意味と使い方や例文!「路頭に迷う」とは?(類義語)

【二字熟語】
路頭

【読み方】
ろとう

【意味】
みちのほとり。みちばた。路傍。

【語源・由来】
「路」は「通り道。道筋。」
「頭」は「ほとり。」

【類義語】
路傍、道端、辻

路頭(ろとう)の使い方

ともこ
健太くんは、日本一周している間、どこで寝ていたの?
健太
路頭で寝ていたよ。
ともこ
強盗とか熊とか怖くなかったの?
健太
蚊の大群が一番うるさくて怖かったかな。

路頭(ろとう)の例文

  1. 妻子を路頭に迷わせても夢をあきらめきれなかった。
  2. 免職になれば融通の利かぬ主人の事だからきっと路頭に迷うに極ってる。路頭に迷う結果はのたれ死にをしなければならない。(夏目漱石、吾輩は猫である)
  3. 彼の救いの手がなかったら、今頃路頭に迷っていただろう。
  4. 家族が路頭に迷うという最悪の事態だけは避けられました。
  5. 路頭に斃れ死するものの少くなかった話を聞いた事がある。(永井荷風、西瓜)

「路頭に迷う」とは?

路頭」を用いた表現の一つに「路頭に迷う(ろとうにまよう)」があります。

路頭に迷う」とは、生活の手段を失って困窮するという意味です。

【例文】

  1. この事業に失敗すると、全従業員とその家族が路頭に迷うことになる。
  2. 家族を路頭に迷わすことはしたくない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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