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「残余」の意味と使い方や例文!「残余分」とは?(類義語)

【二字熟語】
残余

【読み方】
ざんよ

【意味】
のこり。あまり。

【語源・由来】
残り、余りの意。

【類義語】
余り、余分

残余(ざんよ)の使い方

健太
残余ワクチンをどう活用するかが問題になっているね。
ともこ
感染症蔓延の初期の頃は、ワクチンが足りなくて、キャンセルで発生した残余ワクチンを看護師さんが使ったことで批判を浴びていたわよね。
健太
そもそもキャンセルする方が悪いんだけどね。
ともこ
残余分をうまく必要な人に行き渡らせることができる仕組みがあると良いわね。

残余(ざんよ)の例文

  1. 二人の間に交わされた手紙を読んだのだろうか?彼女は自分が、ニック嬢の残余財産受取人であることを、知っていたであろうか?(アガサ・クリスティ、危機のエンドハウス)
  2. 予算の残余部分は財政赤字の削減に充てる。
  3. 特別縁故者に財産を分与してもまだ残余がある場合には、その財産は国庫に帰属することになる。
  4. 事業活動によって創造された現金から、原価、営業諸費用、金融費用、法人税等を控除した残余が株主である投資家に帰属する。
  5. ごみの最終処分場が満杯になるまでの残余年数は20年といわれている。

「残余分」とは?

残余」を用いた表現の一つに「残余分(ざんよぶん)」があります。

残余分」とは、必要な量を使用した後にあまった分という意味です。

【例文】

  1. 所得のうち消費されなかった残余分を貯蓄と定義する。
  2. 残余分は寄付することにした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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