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狼煙の読み方!「のろし」と「ろうえん」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「狼煙」があります。

問題

Q「狼煙」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

狼煙の読み方
  1. 「のろし」
  2. 「ろうえん」
  3. 「のろし」と「ろうえん」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「狼煙」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「狼煙」の読み方は、「のろし」?「ろうえん」?

読み方

 

狼煙の正しい読み方は、「のろし」「ろうえん」どちらなのでしょうか。日常では使わない言葉なので、読むときには難しいと感じるかもしれませんね。

「狼」の音読みには「ロウ」があり、「煙」の音読みには「エン」があります。

狼煙の読み方としては「のろし」「ろうえん」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「のろし」と「ろうえん」の両方です。

広辞苑には「のろし」「ろうえん」の両方の項目があり、「のろし」と読む二字熟語の漢字には「狼煙」「烽火」の記載があり、「ろうえん」と読む二字熟語の漢字には「狼煙」「狼烟」の記載があります。

「狼煙」の意味は、「のろし」も「ろうえん」も同じ

意味

狼煙の意味は「昔、遠方への合図として火をたいて高く上げた煙」「大きなことを起こすきっかけとして起こす目立つ行動」です。

「狼」には「おおかみ」の意味があります。一方、「煙」には「けむり」の意味があります。古く中国では、狼煙を上げる際に狼の糞を用いたことから「狼煙」の漢字を使うとされます。

狼煙を用いた例文には「味方への合図として狼煙を上げる」があります。

まとめ

まとめ
  • 狼煙の読み方は、「のろし」「ろうえん」のどちらも正しい。
  • 狼煙は「遠方への合図として火をたいて高く上げた煙」を意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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