【二字熟語】
逡巡
【読み方】
しゅんじゅん
【意味】
ぐずぐずすること。ためらうこと。しりごみすること。
【語源・由来】
「逡」は「しりぞく。しさる。しりごみする。ためらう。」
「巡」は「めぐる。まわり歩く。」
【類義語】
躊躇、ためらい、猶予
「逡巡を巡らす」とは?
「逡巡」を用いた語に「逡巡を巡らす」があります。
「逡巡」に「巡る」という意味が含まれるため誤用のように思われますが、「逡巡を巡らす」はためらう様をいう言葉で文学作品で見られる使い方です。
逡巡(しゅんじゅん)の使い方
健太くん。早くしないと売り切れてしまうわよ。
うーん。でも高いから、やっぱり買うのをやめようかな。
逡巡している内に売り切れてしまったじゃないの。
とりあえずキープしておけばよかった。
逡巡(しゅんじゅん)の例文
- 逡巡して好機を逃した。
- 多少の逡巡はあったがその提案を受けることにした。
- 決定を下すのに逡巡しているうちに事態は悪化していった。
- 部屋に入るかどうか逡巡していた。
- 言うべきかどうか逡巡している様子だった。