【二字熟語】
殺伐
【読み方】
さつばつ
【意味】
平気で人を殺しかねないようなあらあらしい心や気風であるさま。すさんでいること。
【語源・由来】
「殺」は「ころす。あやめる。」
「伐」は「(討)つ。殺す。敵をうつ。」
【類義語】
物騒な、物々しい、物物しい、恐ろしげな、きな臭い、不穏
「殺伐とした風景」「殺伐とした雰囲気」とは?
「殺伐」は「殺伐とした風景」「殺伐とした雰囲気」というように使われます。
「殺伐とした風景」・・・すさんでいる風景
「殺伐とした雰囲気」・・・すさんでいる雰囲気
という意味です。
「殺伐」は、他にも「殺伐とした空気」「殺伐とした世相」「殺伐とした部屋」というように使われ、「荒廃している雰囲気」「すさんでいる雰囲気」「うるおいのない雰囲気」というような悪い状態をいいます。
殺伐(さつばつ)の使い方
健太くん。ニュースを見た?
どのニュース番組もあの凶悪事件の話題ばかりだったね。
殺伐とした世の中でも類を見ない凶悪事件だったわね。
早く犯人が捕まるといいな。
殺伐(さつばつ)の例文
- 殺伐とした雰囲気の町だ。
- 殺伐としている世の中だ。
- 健太くんは、殺伐とした日々を送っています。
- 殺伐とした社会で、こういうニュースはうれしい。
- 気が滅入るような殺伐とした風景だ。