【二字熟語】
零落
【読み方】
れいらく
【意味】
①草木の葉が枯れ落ちること。
②落ちぶれること。さびれること。すたれること。
③死ぬこと。
【語源・由来】
元々は草木が枯れるという意味だったが、転じて、おちぶれるという意味になった。
【類義語】
没落、転落、凋落、
【対義語】
栄華、栄達、出世
「零落れる」の読み方は?
「零落」と同じ漢字表記の言葉に「零落れる」があります。
「零落れる」は「おちぶれる」と読みます。
意味は「身分や生活状態が下がって、みじめになる。零落する」で「零落」と同じ意味です。
「落魄れる」「落ちぶれる」とも書きます。
「零落れる」は「零落」の意味をそのままに訓読みを作ったもので「熟字訓」と呼ばれます。
零落(れいらく)の使い方
健太くんの家は元華族で繫栄していたのに、どうして零落してしまったの。
父さんがギャンブルにはまったからだよ。
ありきたりな理由だったわね。
父さんのせいで家も何もかも没収されて、今ではぼろアパート暮らしだよ。
零落(れいらく)の例文
- 健太くんは皇帝の末裔だが、彼の祖父の代にはすでに零落していたそうだ。
- 彼は零落しているが、元大地主だ。
- 零落した貴族から安く名画を手に入れた。
- 社長の零落した姿は見たくない。
- 零落して一文無しだ。