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「惨敗」の意味と使い方や例文!「完敗」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
惨敗

【読み方】
ざんぱい

「さんぱい」とも読む。

【意味】
ひどくまけること。みじめな負け方。

【語源・由来】
「惨」は「みじめ。」
「敗」は「やぶれる。いくさに負ける。」

【類義語】
大敗

惨敗(ざんぱい)の使い方

健太
クラス対抗バスケットボール大会で惨敗だった。
ともこ
しょうがないわよ。あのクラスはバスケ部員がたくさんいるんだもの。
健太
そんなの言い訳にしたくない。
ともこ
来月のサッカーボール大会で雪辱を果たせばいいじゃないの。

惨敗(ざんぱい)の例文

  1. 惨敗を喫する。
  2. 与党は総選挙で惨敗を喫した。
  3. 18対0で我々のチームは惨敗した。
  4. 商業的に惨敗だった。
  5. 日本チームはアメリカチームに惨敗した。

「惨敗」と「完敗」の違いは?

惨敗」に似ている語に「完敗」があります。

完敗」は、完全に敗けることをいいます。(例:野党の完敗に終わる。)

完敗」は、一方的に負けてしまっている状態をいう語です。対して「惨敗」は、手ひどい負け方をしてしまったという意味で使われます。

完敗」も「惨敗」も大負けしたという意味は同じですが、「惨敗」は、みじめでもう立ち直ることができないというニュアンスを含み、「完敗」の方がリトライする可能性を含みます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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