規定の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
規定
【読み方】
きてい
【意味】
①物事を一定の形に定めること。また、その定めた内容。きまり。規程。
②法令の条文として定めること。また、法令の個々の条文。
③化学で、溶液の濃度の単位。1規定は溶液1リットル中に溶質1グラム当量を含むときの濃度で、1モル毎立方メートル。記号N。
④「規定種目」の略。
3つ目は、化学での濃度の単位、1モル毎立方メートルのこと。そして、4つ目は、「規定種目」の略で、特定の種目やカテゴリーのことを指すんやな。全部わかったで!
【語源・由来】
「規」は「のり。きまり。てほん。ただす。いましめる。」
「定」は「さだめ。きまり。おきて。」
【類義語】
規則、きまり、規約、規程、規律、ルール
規定(きてい)の解説
「規定」っていう言葉には、いくつかの意味があるんだ。
1つ目は、物事を一定の形に定めること。それから、その定めた内容も規定と言うんだよ。例えば、学校には、「規定の制服を着てこい」とか、「規定の書式でレポートを書いて提出しろ」というきまりがあるよね。これが規定の一つの意味だね。これを簡単に言うと、特定のルールや方法で物事をやるべきだと決められた内容やきまりのことを意味しているんだ。
2つ目は、法律の中で使われることもあるんだ。法律の中には、いろんな条文があって、それぞれの条文で、どういう行動が許されて、どういう行動がダメなのかが規定されているんだ。これは、「第一条に規定するところに従う」という風に使われることがあるんだよ。
3つ目の「規定」は、化学の分野の言葉で溶液の濃度の単位を示すんだ。1規定は、1リットルの溶液中に1グラム当量の溶質が含まれる時の濃度を指している。そして、これを「1モル毎立方メートル」とも表現するんだよ。化学での実験や研究をするときに、この「規定」という単位を使って、どれくらいの量の化学物質があるかを表現することがあるんだ。
4つ目は、スポーツや競技などで特定の種目やカテゴリを指す時にも使われるんだ。それを「規定種目」と言って、その言葉の略として「規定」が使われる。この場合、特定のルールや方法で行う競技のことを意味しているよ。
だから、「規定」という言葉は、日常のルールから法律、濃度の単位、競技の種目など、色んなことを表すことができる便利な言葉なんだね。
規定(きてい)の使い方
規定(きてい)の例文
- 規定に従って行動する。
- 我々は規定によりその会議に出席する。
- 掲示板利用規定を守る。
- 規定に反する行為で許されない。
- 規定料金を支払う。
規定の文学作品などの用例
「規定」と「規程」の違いを解説
「規定」に似ている語に「規程」があります。
「規程」は
①きまり。さだめ。規定。
②一定の目的のために定められた一連の条項の称。特に、官公庁などで、内部組織や事務取扱を定めたもの。(例:服務規程。図書貸し出し規程。)
という意味です。
「規定」と「規程」は「きまり」という意味が同じです。
しかし、「規定」は「はっきりと定めること」をいい、「規程」は「もう定められていること」をいう点が異なります。
一方、「規程」は、特定の目的のために設けられた一連の条項や、組織内での手続きや行動の基準を定めたものを意味しているんだ。
一方、「規程」は、より大きな枠組みの中の一連のルールや手続き、官公庁の中の仕事のやり方とかを言うってことか。似てるけど、ちょっとしたニュアンスが違うんやな。
3つ目は、化学で、溶液の濃度の単位。これは1モル毎立方メートルを意味するんだ。そして、4つ目は、「規定種目」の略。これは、特定の種目やカテゴリーを意味しているんだよ。