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「蒙昧」の意味と使い方や例文!「無知蒙昧」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
蒙昧

【読み方】
もうまい

【意味】
知識が開けず、物事の道理に昧(くら)いこと。

【語源・由来】
「蒙」は「くらい。物知らずで道理がわからない。」
「昧」は「道理がわからない。」

【類義語】
愚昧、暗愚

【対義語】
博覧強記

蒙昧(もうまい)の使い方

健太
医者って上から目線な人が多いよね。
ともこ
医者からすれば患者はすべて無知蒙昧だからね。
健太
患者が病気に詳しかったら医者の存在意味がないじゃないか。
ともこ
患者が病気に詳しくなっても薬を処方する権限がないから、やっぱり医者の方が立場は上なのよ。

蒙昧(もうまい)の例文

  1. 蒙昧な田舎弁護士と馬鹿にされた。
  2. 無知蒙昧の徒に何を言っても無駄である。
  3. 蒙昧な少年だった健太くんがノーベル賞を受賞するとは驚きだ。
  4. それを正義だと信じている無知蒙昧な輩は多い。
  5. 本を読まない人は無知蒙昧なまま人生が終わる。

無知蒙昧(むちもうまい)とは?

蒙昧」を使った四字熟語に「無知蒙昧(むちもうまい)」があります。

無知蒙昧」とは知恵や学問がなく、愚かなさまという意味です。

無知」は「知識がないこと。また、知恵がないこと。」という意味です。

無知蒙昧のやから」などの形で、他人を軽んじていう時に用いられることが多いです。

「無知」を「無恥」「蒙昧」を「蒙味」と書き誤ることが多いので注意しましょう。

【類義語】

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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