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「風前」の意味と使い方や例文!「風前の灯火」とは?(語源由来)

【二字熟語】
風前

【読み方】
ふうぜん

【意味】
風のあたる所。風の真正面。

【語源・由来】
風の真正面という意味。

風前(ふうぜん)の使い方

ともこ
健太くん元気がないわね。
健太
おばあちゃんが病気なんだ。お医者さんに風前の灯火で手の施しようがないって言われたんだ。
ともこ
心配で勉強が手に付かないのね。
健太
そうなんだ。今はそばにいてあげたいんだ。

風前(ふうぜん)の例文

  1. 現政権の運命は風前の灯火だ。
  2. この失策で彼の地位は風前の灯火だ。
  3. 借金がかさみ、健太くんの会社は風前の灯火だそうだ。
  4. この会の存立は今や風前の灯火だ。
  5. 健太くんの命は風前の灯火です。

「風前の灯火」とは?

風前」は「風前の灯火」という表現で使われます。

風前の灯火
風の吹くところにある灯。危険が迫っていて今にも滅びそうなことのたとえ。(例:組織の存立は今や風前の灯火だ。)

という意味です。

人の寿命のはかないことのたとえにも使われます。

【類義語】

  • 魚の釜中に遊ぶが如し
  • 風口の蝋燭
  • 風の中の灯
  • 風の前の塵
  • 寿命は猶風前の灯燭の如し
  • 風前の灯燭
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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