【二字熟語】
風前
【読み方】
ふうぜん
【意味】
風のあたる所。風の真正面。
【語源・由来】
風の真正面という意味。
風前(ふうぜん)の使い方
健太くん元気がないわね。
おばあちゃんが病気なんだ。お医者さんに風前の灯火で手の施しようがないって言われたんだ。
心配で勉強が手に付かないのね。
そうなんだ。今はそばにいてあげたいんだ。
風前(ふうぜん)の例文
- 現政権の運命は風前の灯火だ。
- この失策で彼の地位は風前の灯火だ。
- 借金がかさみ、健太くんの会社は風前の灯火だそうだ。
- この会の存立は今や風前の灯火だ。
- 健太くんの命は風前の灯火です。
「風前の灯火」とは?
「風前」は「風前の灯火」という表現で使われます。
「風前の灯火」は
風の吹くところにある灯。危険が迫っていて今にも滅びそうなことのたとえ。(例:組織の存立は今や風前の灯火だ。)
という意味です。
人の寿命のはかないことのたとえにも使われます。
【類義語】
- 魚の釜中に遊ぶが如し
- 風口の蝋燭
- 風の中の灯
- 風の前の塵
- 寿命は猶風前の灯燭の如し
- 風前の灯燭