【二字熟語】
目途
「目処」とも書く。
【読み方】
「目途」の読み方は“もくと”です。「めど」と読まれることもありますが、正式には「もくと」と読みます。
【意味】
目指すところ。目当て。また、物事の見通し。
【語源・由来】
「目途」は、植物の「蓍萩（めどはぎ）」の古名「めど」からとされている。易占いで使う細い竹の棒を「筮竹（ぜいちく）」というが、昔は「めどはぎ」が使われており、この棒を「めど」や「めどぎ」と呼び、「めど」は「占い」の意でも使われた。占いは将来のことをみることから、「めど」が「目当て」や「見通し」の意味になった。また、針の糸を通す穴「針孔（めど）」を狙うところからという説もある。
【類義語】
目標
目途（めど）の使い方
やっと資料整理の目途がついたよ。
がんばったわね。
ここまで来るのは大変だった。
最後まで気を抜かないでね。
目途（めど）の例文
- 仕事の目途がつく。
- いっこうに問題解決の目途が立たない。
- 今月末を目途に完成させる。
- いつ終わるのか目途がつかない。
- 解決の目途が立たない。
「目途」と「目処」の違いは？
「目途」は「目処（めど）」とも書きます。
「目途」と「目処」は同じ意味です。
しかし、「目途」は元々「もくと」と読まれていましたが、後に「めど」という読み方もされる様になったという経緯があります。
「目途（もくと）」は、「めあて。見込み。めど。」という意味です。
「目処」には別の読み方はないです。
一般的には「目処」が使われる事が多いです。
