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「理論」の意味と使い方や例文!「理屈」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
理論

【読み方】
りろん

【意味】
個々の現象を法則的、統一的に説明できるように筋道を立てて組み立てられた知識の体系。また、実践に対応する純粋な論理的知識。

【語源・由来】
「理」は「物事に備わった筋道。」
「論」は「筋を通した意見。見解。」

【類義語】
理屈、論理、学説、仕組み、定説

【対義語】
実践、応用

理論(りろん)の使い方

ともこ
健太くん。彼を説得してきてよ。
健太
無理だよ。
ともこ
どうして?
健太
豊富な知識と完璧な理論武装を施しているんだもの。僕なんかじゃ口でかなわないよ。

理論(りろん)の例文

  1. 経営理論を学ぶ。
  2. 理論と実際は違うものだ。
  3. 理論を組み立てる。
  4. 健太くん独自の理論を展開する。
  5. 彼が展開した理論はどれもいまだに覆されていない。

「理論」と「理屈」の違いは?

理論」に似ている語に「理屈(りくつ)」があります。

理屈」とは
①物事の筋道。道理。(例:理屈に合わない。理屈どおりに物事が運ぶ。)
②無理につじつまを合わせた論理。こじつけの理論。へりくつ。(例:理屈をこねる。)

という意味です。

理論」とは、統一的に説明できるように筋道を立てて組み立てられた知識の体系そのものをいいます。対して「理屈」は、物事の筋道をいうので意味が違います。

また、「理屈」には「へりくつ」という意味が含まれますが、「理論」にその意味はありません。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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