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「迷走」の意味と使い方や例文!「迷想」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
迷走

【読み方】
めいそう

【意味】
①定まった道や予想される道を大きく外れて進むこと。
②(比喩的に)物事の進むべき方向が定まらず、結論がなかなか出ないこと。

【語源・由来】
「迷」は「進むべき道がわからなくなる。まよう。」
「走」は「はしる。」

【類義語】
優柔不断、ためらう

迷走(めいそう)の使い方

健太
この連載の内容が迷走しているね。
ともこ
人気を求めるあまり、迷走してしまったんでしょうね。
健太
早く方向性を定めないと、どんどん読者が離れて行ってしまうね。
ともこ
連載開始当初は好きだったから、納得がいくラストを読んでみたいわ。

迷走(めいそう)の例文

  1. 国政が迷走を続ける。
  2. そのラリー車は砂漠を迷走している。
  3. 外交政策をめぐって迷走を続ける政局。
  4. 台風が迷走しながら日本に接近している。
  5. 新監督を選ぶのに迷走している。

「迷走」と「迷想」の違いは?

迷走」に似ている語に「迷想(めいそう)」があります。

迷想」は、迷っている考えという意味です。

迷走」は、「物事の進むべき方向が定まらず、結論がなかなか出ないこと。」をいいます。

なので、「迷走している考え」や「思考が迷走している」という表現にすると、「迷想」とほぼ同じ意味になります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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