【二字熟語】
慟哭
【読み方】
どうこく
【意味】
大声をあげてなげき泣くこと。
【語源・由来】
「慟」は「なげく。身もだえして悲しむ。」「哭」は「なく。声をあげてなく。」このことから「慟哭」は「声をあげてなげき泣くこと。」という意味。
【類義語】
号泣、泣き叫ぶ、哀哭
【対義語】
哄笑(こうしょう)
慟哭(どうこく)の使い方
朝鮮半島でお葬式に慟哭する仕事があるんだって。
へえ。いろんな仕事があるのね。
昔は日本でも慟哭する風習があったそうだよ。
私は人生の最後は笑って見送られたいなあ。
慟哭(どうこく)の例文
- 思いがけない訃報に慟哭する。
- 健太くんは慟哭のあまり吐血した。
- 悲しみのあまり慟哭した。
- 玉音放送をきいて慟哭した人もいたという。
- 心が絶望でいっぱいになり慟哭した。
「慟哭」と「号泣」の違いは?
「慟哭」と似た意味の言葉に「号泣」があります。
「号泣」は「大声をあげて泣くこと」という意味です。
(例)
- うれしさのあまり人目もはばからず号泣した。
- 感極まって号泣した。
このように「慟哭」と「号泣」の違いは「号泣」が「なげく」場面以外でも幅広く用いられることです。