【二字熟語】
奮起
【読み方】
ふんき
【意味】
ふるいたつこと。勇気・元気をふるい起こすこと。
【語源・由来】
「奮」は「ふるい立つ。気力をふるう。」
「起」は「おきる。たつ。立ちあがる。」
【類義語】
発奮、奮発
【対義語】
落胆
奮起(ふんき)の使い方
健太くん。いつまで落ち込んでいるの?
奮起して何かやろうという気になれないんだよ。
健太くんが大好きなあの子が、何かにチャレンジしている人が好きって言っていたわよ。
本当?奮起してリトライするよ。
奮起(ふんき)の例文
- 健太くんの奮起を促す。
- 自ら奮起して新規事業を始めました。
- 彼女の言葉に奮起して彼は一生懸命勉強した。
- ともこちゃんは人を奮起させるのが上手だ。
- 先生は、生徒に奮起を促す言葉をかけた。
「奮起」と「奮発」「発奮」の違いは?
「奮起」に似ている語に「奮発(ふんぱつ)」「発奮(はっぷん)」があります。
「奮起」と「奮発」の違いは?
「奮発(ふんぱつ)」は
①気力を奮い起こすこと。発奮。
②思い切りよく金品を出すこと。
という意味です。
「奮発」はふるい立って事に当たることをいいます。対して「奮起」は、気力を奮い起こすことで、事に当たるという意味が含まれない点が違います。
また、「奮発」には思い切りよく金品を出す意味がありますが、「奮起」にはありません。
「奮起」と「発奮」の違いは?
「発奮」は、何かに刺激されて精神を奮い起こすことという意味です。
「奮起」と「発奮」は、ふるい立つという意味は同じです。
しかし、「発奮」は、なにかに影響された場合をいう点が「奮起」とは違います。
「発奮」は、スポーツ選手のインタビュー記事などでよく見かける語です。