【二字熟語】
祖語
【読み方】
そご
【意味】
①互いに親縁関係にある諸言語の源になる言語。ロマンス諸語に対するラテン語の類。
②一宗一派の開祖の言葉。
【語源・由来】
「祖」は「一派を開いた人。物事のもと。」
「語」は「ご。ことば。また、言葉づかい。」
祖語(そご)の使い方
日本語の祖語ってなに?
日本語の祖語は、まだ解明されていないみたいよ。
頭のいい学者にもわからないことがあるんだね。
証拠となる資料が少ないみたいね。いつか日本語のルーツが分かると面白いわね。
祖語(そご)の例文
- この2つの言語は共通の祖語を持つ。
- イタリア語とフランス語の祖語はラテン語だ。
- その言語は、祖語の形を最も保存している。
- ウクライナ語やベラルーシ語の祖語で、現在は使われていない。
- 世界の言語は、すべて中央アジアにあった祖語から始まったとされる。
「祖語」と「齟齬」の違いは?
「祖語」と同じ読み方の語に「齟齬」があります。
「齟齬」は、「物事がうまくかみ合わないこと。食い違うこと。ゆきちがい。」
という意味です。
「祖語」は、「祖師の言語。同系の言語の共通の源と仮定される言語」をいうので、読み方は同じですが、意味が違います。