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「物議」の意味と使い方や例文!「物議を醸す」とは?(類義語)

【二字熟語】
物議

【読み方】
ぶつぎ

【意味】
世の人々の議論。世間の取り沙汰。

【語源・由来】
「物」は「世間。」
「議」は「はかる。論じ合う。思いめぐらす。意見。」

【類義語】
議論、騒ぎ、波紋

物議(ぶつぎ)の使い方

健太
最近、海外で活躍する日本人選手への差別発言が物議を醸しているよね。
ともこ
日本人は、黄色人種って差別されているからね。
健太
差別って無くならないのかな。
ともこ
永遠の問題よね。

物議(ぶつぎ)の例文

  1. 健太くんの発言が物議をかもした。
  2. 大いに物議をかもす。
  3. 知事の発言が県民の間に物議をかもした。
  4. ガリレオの地動説は物議を醸した。
  5. その審判の判定は物議を醸した。

「物議を醸す」とは?

物議」は「物議を醸す(ぶつぎをかもす)」という表現で使われることがあります。

物議を醸す」の「醸す」はある状態を作り出すことをいいます。

物議を醸す」とは、人々の論議を引き起こすという意味です。

「あの大臣の国会での発言が物議を醸すことになった。」という使い方をされます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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