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「度量」の意味と使い方や例文!「器量」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
度量

【読み方】
どりょう

【意味】
①長さと容積。
②尺と枡(ます)。
③心が広く、人をよくうけいれる性質。

【語源・由来】
「度」は「人がら。ようす。器量。」
「量」は「ちから。心の広さ。能力の大きさ。」

【類義語】
器量

度量(どりょう)の使い方

ともこ
健太くん。何で座禅を組んでいるの?
健太
度量が広くないと部員はついてこないからね。
ともこ
座禅をすると度量が広くなるの?
健太
なるよー。度量も視野も広くなる。

度量(どりょう)の例文

  1. 健太くんは度量が広い。
  2. 度量が狭い健太くんを空手部部長にするわけにはいかない。
  3. ともこちゃんの度量は空より広い。
  4. 子供がやりたいようにやらせサポートをするのが大人の度量だ。
  5. 人の上に立つ度量を備えている。

「度量」と「器量」の違いは?

度量」に似た言葉に「器量」があります。

器量」は
①地位・役割などにふさわしい才能や人徳。(社長としての器量にかける。器量人。)
②顔立ち。容貌(ようぼう)。(例:器量好し。)

という意味です。

度量」と「器量」の違いは、度量」は長さや容積、人の心の広さをいうのに対して、「器量」は才能や人望、容姿や顔立ちをいう点です。