永眠の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
永眠
【読み方】
えいみん
【意味】
永遠の眠りにつくこと。死ぬこと。死去。
人間言葉で言うところの、死ぬことやな。ちょっとやわらかい言い方で、人がこの世を去ることを表してるんやな。
【語源・由来】
永遠の眠りの意。
【類義語】
死去、他界、逝去、死ぬ、死亡、死没、永逝、長逝、往生、物故
【対義語】
生誕
永眠(えいみん)の解説
「永眠」っていう言葉はね、永遠に眠ること、つまり死ぬことを表すんだよ。
例えば、「祖母は90歳で永眠した」っていう時は、祖母さんが90歳で亡くなった、という意味になるんだ。
この言葉は、死去とか死ぬとかいう言葉よりも少し優しくて、詩的な感じがするんだよね。だから、人が亡くなったことを表現する時によく使われるんだ。
だから、「永眠」っていう言葉は、永遠に眠る、つまり人が死ぬことを表す言葉なんだよね。
永眠(えいみん)の使い方
永眠(えいみん)の例文
- 祖母は、薬石効なく永眠いたしました。
- 健太くんは安らかに永眠したのだから、幽霊になって戻ってくるわけがない。
- 会長が95歳で永眠されたと、新聞の訃報記事で知りました。
- 彼は、故郷に帰ることなくこの地で永眠しました。
- 長い間病いと闘ってきた妻が、昨年末、安らかに永眠しました。
永眠の文学作品などの用例
「永眠」と「逝去」「他界」「死去」の違いを解説
「永眠」に似ている語に「逝去(せいきょ)」「他界(たかい)」「死去(しきょ)」があります。
「永眠」と「逝去」の違いは?
「逝去」は、他人を敬って、その死をいう語です。
「永眠」も「逝去」も、生命がなくなることをいいます。
しかし「永眠」は、永遠の眠りにつくという意味で、死を婉曲に表現した語です。
対して「逝去」は、他人の死を敬っていう語で、改まった悔やみの挨拶や弔電で使われます。
一方、「逝去」は他人の死を敬意を持って表現する言葉なんだ。
どっちも亡くなることを言うんやけど、「逝去」はもっと敬意を持って使われることが多い言葉やな。
「永眠」と「他界」の違いは?
「他界」は、
①自分が属さない世界。よその世界。
②死後の世界。あの世。来世。また、夢や忘我状態のときに魂がさまよう所。
③死ぬことを婉曲にいう語。
という意味です。
「永眠」も「他界」も、生命がなくなることをいいます。
しかし「永眠」は、永遠の眠りにつくという意味で、死を婉曲に表現した語です。
対して「他界」は、仏教で死者の世界を意味する語で、転じて、死ぬことをいいます。
一方、「他界」は、自分が属さない、つまりここでは死後の世界に行くこと、すなわち死を優しく表現した言葉なんだよ。
どっちも亡くなることを言うんやけど、「他界」はもっと婉曲的に使われることが多い言葉やな。
「永眠」と「死去」の違いは?
「死去」は、死んでこの世を去ることをいいます。
「永眠」も「死去」も、生命がなくなることをいいます。
しかし「永眠」は、永遠の眠りにつくという意味で、死を婉曲に表現した語です。
対して「死去」は、死んでこの世から去ることを意味し、身内や自分の関係者の死を表現するときに使われます。
一方、「死去」は、死んでこの世を去ることを直訳したような表現で、報道などでよく使われる言葉だよ。
でも、どっちも人が亡くなったことを表す言葉やな。それぞれ場面やニュアンスに応じて使い分けるんやな。