愕然の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
愕然
【読み方】
がくぜん
【意味】
ひどくおどろくさま。
例えば、家に帰ったら知らない人が座ってたときみたいな、ガビーン!ってなる驚きのことやろ。この言葉、思いがけないことが起きたときに使えそうやな。
【語源・由来】
「愕」は「おどろく。おどろきあわてる。」
「然」は「状態を表す形容詞のあとに添える語。」
【類義語】
唖然、驚愕、喫驚、驚倒、呆然
【対義語】
平然、泰然、平静、沈着、冷静
愕然(がくぜん)の解説
「愕然」という言葉は、すごく驚いたり、思いもよらないことに遭遇したときの驚きのさまや感じを表す言葉なんだよ。
たとえば、学校や仕事で普通に過ごしている日のこと。突然、友達や同僚からまったく予想もしなかったニュースや情報を聞かされたら、その瞬間、びっくりして言葉も出なくなっちゃうことってあるよね。そのときの、驚きの感じや驚いて固まっちゃうような状態を「愕然とする」というんだ。
「事実を知らされて愕然とする」は、普段知らなかったり、予想もしていなかった事実を知らされたときの、そのビックリした感じや驚きのさまを表しているんだよ。つまり、何か予想外のことが起きたり、意外な情報を知ったときの、びっくりしてしまうような気持ちや状態を言い表すときに使うんだね。
だから、「愕然」という言葉は、予想を超えたことや情報に対して感じる、非常に強い驚きやびっくりした状態を示す表現なんだよ。
愕然(がくぜん)の使い方
愕然(がくぜん)の例文
- 意外な事実を知って愕然とする。
- 健太くんは愕然とした表情を浮かべていた。
- 知らせを聞いて愕然とする。
- 知らず知らずのうちに片棒を担がされていたと知り愕然とした。
- 世間を愕然とさせる事実だ。
愕然の文学作品などの用例
「愕然」と「唖然」や「呆然」の違いを解説
「愕然」に似た言葉に「唖然」と「呆然」があります。
「唖然」は「呆れて言葉が出ないさま。あいた口がふさがらないさま。」(例:唖然とする、唖然たる面持ち。)
「呆然」は
①あっけにとられるさま。茫然。惘然。(焼け落ちた家を前に呆然とする。)
②ぼんやりとしているさま。(呆然と門口にたっていた。)
という意味です。
「愕然」・・・ひどく驚く様
「唖然」・・・あきれる様
「呆然」・・・驚きあきれる様、ぼんやりする様。
というように、「愕然」は驚きを表し、「唖然」はあきれる様をいうので意味が異なります。「愕然」と「呆然」、「唖然」と「呆然」が似ている意味ですが、「呆然」にぼんやりという意味が含まれるため異なります。
一方、「唖然」とは、非常に驚いたりあきれたりして声も出せないような状態を指すんだ。この言葉は、言葉にできないほどの驚きや困惑を感じるときに使われるよ。また、「呆然」という言葉には二つの意味があるんだ。1つ目は「愕然」や「唖然」と似ていて、驚きやあきれているさまを指す。2つ目は、驚きや困惑でぼんやりしている、または気が抜けてしまったような様子を示しているよ。
最後の「呆然」は、2つの意味があって、1つは「唖然」に近い感じで、もう驚きで何も言えへん状態。もう1つは、ビックリしてもう何も考えられへん、ぼーっとしてる感じやな。これ、三つとも似てるけど、ちょっとずつニュアンスが違うんやな。面白いなあ。
予想もしていなかったことが起きた時の、強い驚きの感じを伝える言葉なんだ。