含羞の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
含羞
【読み方】
がんしゅう
【意味】
恥ずかしいと思う気持ち。はにかみ。はじらい。
「含羞」という言葉は、恥ずかしいと感じる気持ちや、顔が赤くなってしまうようなはにかみ、はじらいのことを指しているんだよ。
ああ、それは、ちょっと照れくさいことがあったときに、顔がポッと赤くなったり、目をそらしたくなるあの感じやな。よくあるなあ、特に好きな人の前とかでな。
【語源・由来】
「含」は「感情などをあらわに出さない。」
「羞」は「はじる。はじらう。」
【類義語】
恥じらい
含羞(がんしゅう)の解説
カンタン!解説
「含羞」という言葉は、人が何かに恥じらうとき、つまり、ちょっと恥ずかしいと感じる気持ちや、はにかむこと、照れることを指す言葉なんだよ。
たとえば、誰かに褒められた時に顔が赤くなったり、何か素敵なことがあってにっこり笑ったりする時、その感じが「含羞」なんだ。「頰に含羞の色を浮かべる」っていう表現は、恥ずかしさや嬉しさで顔が赤くなるっていう意味だよ。これは特に、好きな人に褒められたり、何かいいことがあったときによく使われる表現なんだ。
また、この「含羞」は、日常のさまざまな場面で使われることがあるよ。例えば、プレゼントをもらった時の驚きや喜び、初めての経験に対する緊張や期待感、そういった瞬間瞬間の感情をこの言葉で表現することもできるんだ。
だから、「含羞」という言葉は、私たちの心の中で起きている、ちょっとした恥ずかしさや緊張、はにかみなどの感情を、とても繊細に表現しているんだね。
含羞(がんしゅう)の使い方
健太くん。含羞の表情を浮かべていないでシャキッとしなさいよ。
人前に出るのは好きじゃないんだよね。
空手部の部長として威厳を見せないと後輩になめられるわよ。
がんばるよ。
含羞(がんしゅう)の例文
- 含羞の色を浮かべる。
- ともこちゃんの顔に含羞の表情がうかび、赤くなった。
- 姫と呼ばれるたびに含羞の表情が浮かんだ。
- 面と向かうと含羞のためになかなか話をきり出せない。
- 今まであった含羞の表情が、拭ったかのように消え去った。
含羞の文学作品などの用例
含羞む(はにかむ)とは?
「含羞む」とは、同じ意味である「含羞」を用いた当て字です。
「はにかむ」と読みます。
「含羞む」とは控えめな表情・身振りで恥ずかしがる。はじらう。(例:含羞んでうつむく。)
という意味です。
「含羞む」という言葉は、人が恥ずかしくて控えめな表情や身振りをすることを指しているんだよ。
簡単に言うと、はじらうこと。たとえば、褒められたときに頭を下げるような感じだね。
なるほどな。それって、恥ずかしさで顔を赤くして、ちょっと目を伏せたり、顔をそむけたりすることやんな。
誰かに「かわいいね!」って言われて、にこっと笑いながらうつむく感じか。ありがと、わかりやすくて助かるわ~。
徳田秋声の「黴」に「子供は含羞(はにか)んだような、嬉しそうな顔を赧らめて、父親の顔を見あげた。」という文章があります。